いつからだろう、客が偉そうにするようになったのは?

商品を提供する方を売り手と言い、お金を出す方を買い手と言う。
が、本来は売り手と買い手という区別はなくて対等だったはずだ。
商取引の元は「物々交換」だ。そこには売り手と買い手という区別はなかった。
貨幣」という何とでも交換出来る道具を発明したことで、商取引は飛躍的に発展した。
とともに、何とでも交換出来るという価値しかないはずの貨幣が、
特別なモノとして扱われ始めたのだ。
何とでも交換出来るが故に、貨幣を多く持っていれば、
なんでも持っているかのような錯覚
を与えたのだ。

それから人類の不幸が始まったのだ。
便利な道具だったはずの貨幣に、今では振り回されている。
偉そうにする客のなんと増えたことか! お金を払う方が偉いのか?
客に媚びを売り、クレームにビクビクする売り手。
そりゃあ売り手はそれを生業としているんだから丁寧な応対をするわな。
でもただそれだけのことだ。勘違いするな、決して客が偉いはずはない。
普段、学校や職場で偉そうにできないからって、客面して偉そうにするな。
そういうのをお里が知れるって言うんだよ。


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